プログラミング教育先進校の小学5年生がSwift Playgroundsにチャレンジ

 プログラミング教育を先進的に取り組んでいる愛知県内の小学校で、Swift Playgroundsを使った「プログラミングチャレンジ」を開催させていただきました。対象は5年生の児童111名で、これまで多くの教科でプログラミング的思考力を高める授業を経験している皆さんでした。テキストコードによるプログラミング経験は初めてになるとの事でしたが、児童の皆さんのスキルが高いだけでなく、論理的思考力や課題解決方法の多様さ、学びへの積極的な姿勢など、印象に残る事が多くありました。
 プログラミングは思考の迷路に没入しがちですが、学校教育では自己の客観的評価や協調生、他者への思いやりなど、複数人でしか醸成することができない人格の形成が何より大切だと思います。同校では、グループ学習の積極的な導入で学び合いの良さを引き出しておられるだけでなく、それに寄り添う先生方のきめ細かいカウンセリングマインドが随所で拝見でき、たくさんの笑顔に包まれたイベントになりました。
 独自コンテンツを使ったアクティビティや、プログラムコードの基礎的・基本的な理解とトライ&エラー、ARプログラミング等を体験していただきました。特に、プログラムで生成されるAR空間の巨大ロボットで大盛り上がりとなり、楽しみながら学びを深めていただけた様子でした。

4人が協力してPlaygroundsの実行結果を確認している様子

 Swift Playgroundsは、学校独自、児童・生徒の習熟度に応じてカスタムできる自由度の高い教材が作れるiPadの標準ソフトウェアです。今回はレベルを高めにしてご用意させていただきましたが、課題の読解とコード表現をスムーズにできる皆様の実力に驚きました。皆様の将来が楽しみです。
 本イベントにご協力いただきました先生方、児童の皆様に感謝申し上げます。

※本ページ記載のiPad、SwiftおよびSwift PlaygroundsはApple Inc.の商標です。